不定期連載『地震・雷・火事・親父』の完結編となります親父編です。
私にとって、『親父』といえる存在は実の父を含めて数人で、全ての方がなんらかの師匠です。父として考えると、遺伝子を受け継いだ父と、妻の父である義理の父の二人がいます。どちらも頑固で仕事人間です。
実の父は仕事の上でも親方でもあります。幼いころの私にとって、父の匂いと言えば、杉、檜の匂い、木の香りです。耳掃除をしてもらう時に体を預けると、父から香ってくるのは、その日に仕事でつかったのであろう杉と檜でした。その頃の私にはこれが杉で、こっちは檜、というのは実際に見ても、においをかいでもわかりませんでした。でも、そのにおいに包まれるとなんだかホッとして安心したのを覚えています。
頑固で怖い父も、今では孫にデレデレのおじいちゃんですが、仕事に対する姿勢は今でも変わりません。昔ながらの頑固親父、今では貴重な存在、当社にお越しくださればいつでも会えますよ。お気軽に会いに来てくださいね。

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